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DPT-S1のブラウザ機能を使えば、Webメールの閲覧は可能なのだが、ファイルのダウンロード機能が貧弱で、リンク先の拡張子が.pdfでないとダウンロードを拒否されてしまう(Webメールの場合、サーバサイドでファイルを用意してくるので、URIはその都度生成される)。

今回採った手法は以下の通り。

  1. メール添付されたPDFを、共有機能でOneDriveにアップロードする
  2. OperaでWebDAVにファイルをアップロードする
  3. インターネット共有でDPT-S1をインターネットに接続し、ネットワークドライブの同期を取る

用いた端末のOSは、Windows Phone 8.1である。

ブラウザ機能を使いPDFをダウンロード

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DPT-S1には、ブラウザ機能がついている。Kindleのブラウザは、調べ物にも使う大義名分があるが、DPT-S1の場合、あまり有用ではない。1つ考えられるのが、PDFをダウンロードすることであるが、やはりできた。

どうもサイトによって、リダイレクトをかますとダメなのか、拡張子が.pdfじゃないとダメなのかわからないが、ダウンロードできないPDFもあった。

WP_20150524_013.jpgJavaScriptには対応しているのだけれども、Web of Scienceを使っていたらブラウザが落ちた。

WP_20150524_014.jpg

仕方がないのでGoogle Scholarを使う。

WP_20150524_015.jpgいきなりPDFが表示されるのではなく、上部にダウンロードマークが出て、完了するとメッセージが出る。

WP_20150524_017.jpg論文が出たー!

もちろん書き込みできる。

WebDAVを使う

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DPT-S1は、無線LANに対応しており、WebDAVを利用できる。
手許にWebDAVの環境がないので...と思ったら、東大のECCS(の個人領域)はWebDAVでアクセスできる。

サーバは、https://davw.ecc.u-tokyo.ac.jp/ECCSの10桁ID/ (これはWindows環境のアドレス)
ポート番号はSSLなので443
ユーザIDは10桁の数字、パスワードはECCSのパスワード。
初期のディレクトリは、/で良いが、予め作っておくと便利。

設定を終えると、本体にWebDAV用のフォルダが勝手に作られる。そこにノートを作成する。
WP_20150524_033.jpgそして、書く。保存操作は要らないが、同期を急がせたければ同期ボタンがある。
WP_20150524_035.jpgで、PCを見ると
20150524_00.PNG

20150524_01.PNG

表示された。
ただし、このPDFファイルをサーバ側で変更しても、同期されない。

ペンの書き心地

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Surface Pro 2でイライラするのは、何度やってもペン先の位置がずれることである。
DPT-S1では、ほとんど気にならない。

ペンの色は紺と赤の2色。当然画面では分からないが、PDFではきちんと色情報が保存されている。
WP_20150524_019.jpg

画面解像度は廉価版Kindle程度なので、まじまじと見るとカクカクしているが、実用上の問題は今のところ無い。添え字が読めないということも無い。
ただ、細かい字を書くときはその部分を拡大した方がやりやすい。
WP_20150524_021.jpgWP_20150524_022.jpg

どうやら軌跡はビットマップではなく、ベクタで保存されるため、拡大してもなめらかである。
WP_20150524_024.jpgWP_20150524_025.jpg上の写真は拡大前なので、罫線間は9mm。下の写真は22mm

文字を消すときは、ボタンを押しながら消せば良い。Surface Pro 2のペンのように、ペンの上部に消しゴムはないが、コンテキストメニューも無いので、これでよい。

これは個人差があると思うが、付属のペンは多少強く書かないと反応してくれない。したがって、ハネやハライを鉛筆の感覚でやると閾値を下回り、書けない。そういった意味で多少慣れる必要があるが、これはペンタブレット系端末に珍しくないはずだ。
ところで、なぜかSurface Pro 2のスタイラスが使える。こちらの方が柔らかい(?)ので、ボールペンのようにすらすら書ける。

PDFにそのままつらつらと書いても特に違和感が無い。
WP_20150524_032.jpg