DPT-S1を2ヶ月使用した段階での感想

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5月24日から使い始めたので、約2ヶ月になる。この段階での感想を述べる。まずは端的に。

この2ヶ月、紙を使っていない

  • 論文を印刷していない
  • 計算用紙も必要がない
  • ちょっとした思いつきは元からOneNoteに書いている...
  • スケジュールはMicrosoftアカウントで全て管理している...

毎週ゼミがあるし、自分の担当も月に1回以上回ってくるので、紙に印刷していたときは1ヶ月に数本の論文が机上に積まれていた(学部生だから良いものの、Dとか職業とかの人は1日にn本ということも多々あるようで)。さらに、問題を解いたりあれこれ思考をする際にB5のコピー用紙に書いていた。

良い点

  • E Inkディスプレイである
    タダでさえプログラム書いているときは液晶画面と10時間も20時間もにらめっこなんだ、論文くらい紙で読ませろ。
    iPadだのKindle FireだのSurface Pro 3だのと比較している人間がいるが、プログラムを書いたことがないのだろうか。
  • 13.3インチである
    A4である。何の苦労もなく論文が読める。
  • WebDAVと同期できる
    PCで論文を落として放置しておけばDPT-S1に勝手に入っている。書き込みは自動でアップロードされるので、論文管理システムと併用すれば捗る。
  • 電池の持ちが良い
    全然減らない。毎日使っているが、週に1回も充電していない。
  • 手書きの追随速度が遅くない
    この手のデバイスにありがちな精神的緊張が生じない。ただし小さな文字(3mm四方程度)は苦手。
  • 軽い
    本1冊くらいの重さ。

さっさと直して欲しい点

  • フォルダ遷移が遅い
    あっち見てこっち見てが遅い。
  • WebDAVの同期が一方通行
    PC側でも変更するんだよ。なんとかしろ。
  • 画面が大きいのでペン先のズレが生じる
    中央のみで微調整する設定だが、上に行けば行くほど上にずらす、といった補完が必要。これもなんとかしろ。
  • ケース
    専用ケースは使いづらい。かといって手帳型ケースも開くときに場所を取る。ソニーなんだから斬新な発想を出せ。
  • ホームボタンを押した後、元のPDF閲覧画面に戻れない
    これ致命的。すぐに改善して。
  • PCに繋いでいるときは使えない
    充電したいんだよ!

悪い点

  • 価格が高い
    インチの2乗に価格が比例するなんて出始めの液晶テレビかよ。3乗に比例したらデバイ模型だ(?)。
  • 筆圧検知がない
    もう慣れちゃったけど、16段階でいいから筆圧検知してくれると書きやすい。