DPT-S1のアクセサリーのモニターに当選して、フリクションシートとハードフェルト芯を全て試したので、感想を述べる。
フリクションシートを貼ったことによる厚みの増加に伴う視差の増大については、全く気にならないレベルであった。
フリクションシートは、幅はともかく長さは2ミリほど画面より小さい。
最も良いと思った組み合わせは、ハードフェルト芯(黄色)とフリクションシートの組み合わせである。とても鉛筆に近い。
今回のモニターアンケートでは、それ以外のDPT-S1に対するコメントをたくさん求められた。
9月9日のアップデートでは、ほとんど反映されていないので、次回のアップデートで大幅な改修があると思われる。
具体的には、辞書の搭載、WebDAVの改善、ファイル検索の改善、ペン先位置調整の改善などである。筆圧対応はハードウェアの対応が必要だろうから、実現しないかもしれない。
DPT-S1には少ないがアクセサリがある。
先日発売されたのが、フリクションシートと、替え芯2種類(ハードフェルト芯・エラストマー芯(デフォルトはフェルト芯))である。
フリクションシートは、摩擦がやや大きくしてあり、すべらずに書けるとのこと。
ハードフェルト芯は硬筆のような書き味を狙っているとのこと。
30名のモニター募集が来ていたので、応募したところ見事通った(30名といっても法人で申し込む人はいないだろうから、個人で購入した人間がどのくらいいるのか...)ので、1ヶ月使い比べてみてレビューを書こうと思う。
早速使った感想としては、ハードフェルト芯は確かに硬めで、筆圧は弱くても反応してくれる。エラストマー芯はヌルっとした感じで、一昔前の電子手帳のスタイラスのような感覚である。
フリクションシートについては、厚みが増す分視差が大きくなることが懸念されるが、どうだろうか。
ペン先のズレであるが、13.3インチの巨大ディスプレイともなると、画面上部と下部では、30°前後の差が生じるため、DPT-S1の一律な辺の座標設定では対応しきれない。線形補間でいいからやってもらいたい。次回のソフトウェア更新に期待したい。